今では多くの車がFFまたはFFベースの4WDになっており
エンジンの駆動力をミッションから前輪に伝えています。 前輪ですからもちろん
ステアリングを操作して車を左右に動かすという役目もあります
そんなときに、このドライブシャフトというものが活用されるわけですが
その左右に動く部分にボールジョイントを、そしてそのジョイント部分を円滑に
動かすためにグリースが入っており、そのため、そこにはブーツがあるんです
これはゴムで出来ており、経年劣化で破れてしまうことがあります
車検、点検のときに早期で見つかったのならいいですが・・そのような時期に
関係なく切れてしまいます。 慣れた人はタイヤハウス内に飛び散ったグリスを見て
ブーツでも切れたかな?と気が付きますが・・多くの人はそうでないと思います
グリスが全て出てしまうと、ジョイント部分も円滑に動かなくなるため、
異音が出てきます。 走行中、ハンドルを切ったらカリカリカリというような音の
大半はこの部分と言っても過言ではありません。 音が出てしまうと多くの場合は
ドライブシャフトをそっくり交換になりますが、このドライブシャフトが意外と高価です
その前に気がついて修理すればブーツ代だけで済むので(工賃はそれなりですが)
部品代はずいぶん安く済みます。
みなさんも知識として頭に入れておいて損はないです